人生を生き抜く

あなたを着飾るピンヒールは、凶器にもなる。

ヒール

ピンヒール・ハイヒールは先が細くなっているので、踏まれた場合ケガにつながる。

ミーちゃん
ミーちゃん
私ヒールは持っているけど、みんな低い物ばっかりだよ。
ゲンちゃん
ゲンちゃん
歩きづらいし、危険だよね。
黒ヒール

ピンヒールの危険性を知っていますか?

ミーちゃん : 知ってるよ。私の友人は仕事でよくピンヒール履くことがあるんだって言ってたけど、腰痛がひどいんだって。

高いヒールを履くと前方に倒れないように反って歩くから腰が痛いと言ってたよ。

そして腰痛もそうだけど外反母趾や足先の痛みが出てくるそうだよ。

ゲン : そうだね。でも今日の話は違う危険性なんだ。仕事やファッションで履くピンヒールだが、そのヒールが凶器になるって認識あるのかな~。

ミーちゃん : ゲンちゃん何言ってるの?そんなことあるわけないじゃないの。

私は持っていないけど、背が高く見え、足が長く見えスタイリッシュだよね。

ゲン : ミーちゃんよく聞いてね。先端が尖がったヒールで踏まれて、友人が足を骨折したんだ。誰に踏まれたか判らなかったんだよ。

結局自分の保険を使って治療と言うことになっちゃったって。嘆いていたよ。

今日の出来事

ミーちゃん : ゲンちゃんなんで急にこの話が出てきたの?

ゲン : そうそう今日患者さんの撮影が終わって寝台から降りる補助をしていたら、その患者さんの杖が僕の脚の上に乗ってさーそこで杖に力を込めたから、痛かったな~。

〇〇さん杖が僕の脚に乗ってる。て言ったんだけど、耳が遠いおばあちゃんで、足を払うわけにもいかず、手を離すわけにもいかず、そのまま我慢したんだけど痛かったな~。

それで思い出したんだ。

友人の出来事

満員電車に揺られていた女性に踏まれたらしいんだが、相手が特定できないって言ってたよ。

吊革にも捕まらないでスマホ見てたら、当たり前だよね。電車動いてるんだから。

ミーちゃん : 以前テレビ番組で千原兄弟の弟(ジュニア)さんも言っていました。

その時も骨折したと言っていましたが、本当に痛かったって嘆いていましたよ。

ゲン : 傘の先を足に当てて、全体重を傘の先に乗せるのとおんなじことなんだよ。

ゆっくり体重を乗せても痛いのに、倒れ掛かるのを防ぐためにとっさに踏み出したピンヒールで踏まれるんだよ。

考えただけで身震いするよね。僕が皆さんに考えてほしいのは、ハイヒールやピンヒールを履いて電車に乗るとこんなことが起きることがあると気づいてほしいんだ。

極端な話だが、ピンヒールを履いている女性は、自分の履いているヒールが『一つ間違えば凶器となる』と自覚してほしい。

吊革に捕まらないでスマホに熱中して電車の揺れに『ふらふら』、絶対止めてほしい。

『周りに誰もいないからいいんじゃないの』じゃないよね。

ヒールで他人の足を踏むことは、一生に一度ないかもしれない。

一度あったら大変ですが、日本中いや世界中ではこのような事象が起きていることも事実です。

極力、電車に乗るときはピンヒール・ハイヒールは履かない。

ピンヒールを履いた時は、吊革を両手で持ちヒールに体重がかからないようにする。

いつ加害者になってもおかしくないことを頭に入れて置いてください。

相手の脚を踏んで『ごめんなさい』では済まされません。

故意に踏んではいないから仕方がないとは言わせません。交通事故より悪質です。

白いヒール

友人は、痛みが取れるまで何か月もかかったと言っていました。

友人は事務職なので、この件で休むことはなかったのですが、多くの同僚に迷惑をかけたと言っていました。

その女性の不注意により、医療費、痛み、職場への迷惑など、大きな犠牲を払うことになったのです。

友人には悪いが、スポーツ選手や体を使ってする仕事の人でなくて良かったとしか言いようがありません。

ミーちゃん : そうだね。本当だよね。働けなくなったりスポーツ選手としてその後がダメになってしまったら、泣くに泣けないね。

今回の話を聞いて、本当に怖くなっちゃった。私も時々低いヒールを履くので、気を付けます。

ヒールを履いているという自覚と、吊革にしっかり捕まって、スマホや会話に熱中しないようにします。

ゲン : そうだね。ミーちゃんも友人も気を付けるように話してあげてね。

満員電車に乗る男性は痴漢と間違えられないように両手で吊革に捕まっているそうだよ。

男性たちも努力しているんだ。ヒールの女性も努力してほしいな。

血の付いたヒール

象の足とピンヒールの比較

アフリカゾウの体重はオスで6-7トンメスで3-4トンと言います。

平均して5トンとした場合、4本足で歩きますので、足1本あたりにかかる体重は、1250Kgとなります。

アフリカゾウの脚の大きさを30㎝×30㎝とした場合、1平方㎝あたりにかかる体重は、1.39Kgです。

ピンヒール(1平方㎝)を履いた女性の体重が50㎏とした場合、片方のピンヒールにかかる体重は10Kg となります。(踵に乗る体重を40%)

この計算からわかるように簡単な計算でも象の7倍以上の重さがかかります。

電車の中でよろけた女性のピンヒールにかかる重さは10Kgどころじゃありません。

ひょっとすると瞬間的に体重の半分以上(25㎏以上)がピンヒールにかかります。本当怖いですよね。

まとめ

一歩間違えればピンヒールは相手の人生を狂わす凶器となることを自覚して履いてほしい。

満員電車やバスでのハイヒール使用は極力控える。

どうしても使用しなければならない場合は吊革や握り棒にしっかり捕まり、自分はヒールだということを忘れないでほしい。

起こってしまった事故(事象)に対しては、医療費の全額負担など誠心誠意対応してほしい。

そんな自覚をもって履いてほしい。

ピンヒールによる事故は偶然ではない。必然性である。

 

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生活していると思いもよらないところに危険があります。

その危険に近づかないようにすることが最善策ですが、見て見ぬふりは良くありません。

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