『将来はこうなりたい』と言う思いのために、一浪や二浪は、何の問題もない。『就職にも問題はない』と言う。お金に余裕があれば目指す将来のために頑張れ。
一浪や二浪など浪人することで問題となるのは、お金の問題と就職時の年齢ではないでしょうか?
お金の問題となると各家庭の問題であり、筆者は何も言えませんが、就職時の年齢や将来のことでは先輩として一言二言アドバイスができると思います。
- 大学を落ちて将来に不安を感じている方
- 一浪して二浪は出来ないと考えている方
- 行きたい学部に落ちてしまった方
- 浪人後の就職時のことを心配している方
筆者の受験~就職
中学、高校時代から工作や技術関係が好きだった筆者はモノづくりが出来たらな~と言う漠然とした思いでいました。
しかし、選んだ仕事は医療関係、大学受験に失敗した筆者は、浪人をあきらめ、兄の勧めで医療関係の専門学校に入学することとなりました。
親の期待に応えられなかったことや友人たちの合格などで、筆者の選択肢は一つしかなかった。それが専門学校でした。
親の金で行かせてもらった学校、卒業して入った病院、決して悪い環境ではなかった。
しかし定年を迎えて今考えることは、俺の人生これでよかったのか?
こんな中途半端な私でもこんなことを考えてしまいます。
やりたいことがしっかりある君は、あきらめるのはもったいない。
浪人は就職時にマイナスか?
浪人することは、就職にマイナスそれともプラス?インターネットと筆者の長年行ってきた採用面接について記載します。
インターネットで調べてみた
浪人することは消してマイナスではない。4年も5年もの浪人では、会社の年齢構成を考えると、難しいかも知れません。
日本の企業では、2年間のブランクは新卒扱いとして採用します。一浪と一年留年も新卒扱いになるので心配はいりません。
日本ではまだ学歴優先の企業が多くありますので、一度や二度浪人してもレベルの高い大学が求められるようです。
現役合格のダメ人間より、二浪の優れた人間のほうが良いのは決まっていますが、同じ優秀な人材なら、浪人を経験した人材のほうが、目的を持った浪人時代の努力が評価されることがあります。
筆者の面接経験
筆者が長年やってきた採用面接の経験から言うと、一浪、二浪のような浪人なんてまったく問題にしませんでした。
その職業に就きたくて頑張った浪人生活は、反対に評価しました。しかし留年はマイナス面と考えていました。
その仕事に向けての情熱(セミナー受講などスキルアップ)そして面接時の態度や自信のアピールを評価対象としました。
筆者の職業は医療系の技術職であるため仕事に役立つ免許、認定取得は採用の大きなプラスポイントでした。
浪人は就職に全く関係はありません。二浪までは問題ありません。
浪人と必要経費(予備校を含む)
お金の問題となると各家庭の問題であり、筆者は何も言えませんと言いましたが、自宅で勉強すればそんなに多くのお金は掛からないのですが、大学に合格するのが目的ですから、予備校での勉強も必要です。
それで、予備校で必要となる費用は月平均で7万程度です。結構大きな金額となりますので、9月入学と言う選択肢もあります。
夏期講習や冬期講習のみの受講も選択肢になります。
特殊な学部の受験
特に特殊な大学・学部については、その大学・学部を出ないと取れない国家試験などがある場合は、浪人又は大学のレベルを落としてでも自分の選んだ職種に就くべきです。
例えば医師や薬剤師、弁護士など国家資格のあるものは、その学部や大学を出ないと国家試験を受ける資格がもらえない場合、絶対その職業を目指し将来後悔しないようにしましょう。
※弁護士は法学部を出る必要はありません。
司法試験予備試験とは、法科大学院などを卒業などしていなくても、司法試験を受験できる能力があることを証明できる試験となっています。
まとめ
二浪までは、現役扱いとなる企業が多いようです。浪人、現役に関係なく、優秀さが求められる。
浪人を経験した人材の、目的を持った浪人時代の努力が高く評価されることがあります。
浪人を考えている方、現在一浪の方、浪人して目的の大学に入った貴方、就職の際に不利になることはありませんので、目指す職業のスキルアップできるようがんばりましょう。
特に特殊な大学・学部については、その大学・学部を出ないと取れない国家試験がある場合は、浪人又は大学のレベルを落としてでも自分の選んだ職種に就くべきです。