避難所やキャンプ場で使うソーラーチージャーは、RP-PC005(24W)とRP-PC118(21W)、RP-PC008(16W)に決めた。
- ソーラーチャージャーの購入を決めた方
- ソーラーチャージャーについて知りたい方
- 『RAVPower』メーカーについて知りたい方
- RP-PC005、RP-PC118、RP-PC008について知りたい方
私はこの3種類から選ぶことにしました。
RP-PC005(24W)とRP-PC118(21W)、RP-PC008(16W)の3点に絞りました。
私が狙っているのが上記の商品です。それほど高額ではありませんが納得して買って、後悔したくないですよね。
ソーラー チャージャーを記事に選んだわけ
地震災害や台風災害時に、必要なものや使い方について書いている『ブロガー彦』です。
災害が起きて必要とされるものは多いのですが、最初に浮かんだものが電気でした。
停電には災害時の停電だけでなく、いろいろな場面がありますが、停電時にあっても本当に持ってて良かったモノは何ですか?の質問に、1番良かったモノとして挙げられたのが、モバイルバッテリーだそうです。
確かに、若者だけでなく、多くの人がスマートフォン(以下スマホ)や携帯電話(以下携帯)は、ひと時も離せませんよね。
特に災害時や停電時などは、天候の確認や被害状況確認などスマホ1台あれば何でもできます。
ラジオ、テレビ、ライト、ゲーム、目覚まし、クレジットカードなど、いろんなモノを持ち歩いているのと同じです。
さらに本来の機能である通信機能も充実しています。
そんなスマホの弱点はバッテリーです。こんなすばらしいスマホでもバッテリー切れでは、ただの小さな箱です。
そんなただの箱にしないためにモバイルバッテリーが有って良かったと考える人が1番多いようです。
しかしモバイルバッテリーも長い時間は持ちません。
機種にもよりますが、フル充電4~5回程度です。
便利なスマホですから使用頻度も高くなり充電の消費も多くなります。
大きな災害では、避難所や孤立した住宅に缶詰め状態になることも想定しなければなりません。
電化製品で成り立ってる今の生活では、ポータブル発電機は備えておきたいモノです。
日本では、そうでもありませんが、海外では、一家に2台以上の発電機を所持する国も有るようです‼
確かに、北アメリカやヨーロッパでは、休暇期間にキャンプや避暑地などで使う発電機を複数所持していることに納得です。
それが『災害時にも使える』ということです。
日本では、長い休みは取れませんが、キャンプを楽しむ方も多くなってきました。
特に現在のようなコロナ禍では、人ごみを避けて、家族でキャンプをするのもいいですね。
そこで、スマホのバッテリー切れ解消のためのモバイルバッテリーとポータブルソーラーそしてポータブル発電機について調べてみました。
ポータブル ソーラー チャージャー
最初にソーラーチャージャーやバッテリーについて調べました。
キャンプ好きな友人から色々話を聞くことが出来ました。
友人曰く「ソーラー充電器付きモバイルバッテリーはよくない」と言うのです。
よくよく話を聞くと「モバイルバッテリーは問題ないが、ソーラー充電器部分は、面積が狭く役にたたない」と言うのです。
その話を聞いて、インターネットで検索してみたのですが、確かにあまり良い記事は見つかりません。
バッテリーの付加価値を上げるための御飾りのようなものです。
揃えるなら、バッテリーとソーラーの一体型はやめましょう。
言い方を変えれば、ソーラー充電機能には、期待しないでください。
機能に問題が有るのではなく、太陽光が当たるソーラー面積が狭すぎます。
ある程度面積がないと機能しません。ポータブルソーラーチージャーは、別物(別売)が良いようです。
そこで、今回の企画はポータブルソーラーチージャ—に絞って記事を書きます。
『RAVPower 』について
友人が紹介してくれたのが、『RAVPower 』と言うメーカーです。一押しはRAVPower社と言うんです。
よくわからない私は納得しながらもネットで調べてみるとけっこう有名な会社でした。RAVPower製のポータブルソーラーチャージャーを見ているうちに、折り畳み(コンパクト)に惹かれました。
充電出力が小さい、折り畳みチャージですが、何処へでも簡単に持ち運べる事を優先しました。
パソコンやタブレット、スマホ以外の電源供給は、他の発電機に任せて、パソコンなどの電源供給に特化したRP-PC005(24W)とRP-PC118(21W)、RP-PC008(16W)この3点に絞りました。
今回私が調べた比較項目として、パワー、重さ、出力大きさ(面積、重さ)ポート数などを比べます。
RP-PC005(24W)とRP-PC118(21W)、RP-PC008(16W)の比較
型 番 | RP-PC005 | RP-PC118 | RP-PC008 |
パワー | 24w | 21w | 16w |
重さ | 748g | 600g | 450g |
出力(DC) | 5V/4.8A | 5V/4.2A | 5V/3.2A |
サイズ(㎝) | 86×30 | 53×30 | 65×24 |
折り畳み後(㎝) | 17×30 | 15×30 | 16×24 |
折り畳み後面積 | 510 | 450 | 384 |
ポート数 | 3 | 2 | 2 |
同じメーカの製品で3つのランクを比較する意味はないかもしれませんが、RP-PC118は、壊れ難く、持ち運びに優れた商品です。
バッグに入れての持ち運びでも、頑丈な板がソーラーを守ってくれます。
周辺機器のポートにカバーがあるため、海水浴など砂場や野外でのトラブルも少なくなりそうです。
RP-PC005 24ワットソーラー ソーラーパネルは4枚、USBポート3個です。
折りたたんだ場合RP-PC118より2㎝大きくなる程度です。
RP-PC118と比べると少し大きく、150gほど重い。これを良しとすれば、出力が多いため選択肢のひとつです。
A4の用紙(30㎝×21㎝)より(30㎝×17㎝)短い辺が4㎝短い作りになっています。
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【防水設計&頑丈】丈夫な布地かつ強化されたソーラーパネルを採用し、突然の小雨や小雪等でも耐えられ、日頃のご使用だけでなく、旅行、キャンプ、ハイキング等も最適です。地震など災害時にも非常用電源としても大活躍です! Amazon広告
RP-PC008 16ワットソーラー ソーラーパネルは3枚、USBポート2個です。非常に軽く45gです。
折りたためばA5(21㎝×15㎝)より少し大きく(24㎝×16㎝)なりますが、小型バックにも入ります。
USBポートには、砂やゴミの侵入を防ぐカバーはないが、袋が用意してあります。
RP-PC118(21W)について
性能で選べば、RP-PC005(24W)となりますが、持ち運びの良さと持ち運び時の壊れにくさからRP-PC118(21W)を選びました。
下記に記載していますが、しっかりしたメーカーであることと、購入後のフォローもしっかりしています。これで決まりです。
『RAVPower』はSUNVALLEYグループの一員
どんなによい製品でも、故障は起こります。
そんなときのアフターサービスが肝心です。
その前にその製品を作っている製造メーカーについて調べました。
本装置の製造メーカーである『RAVPower』はSUNVALLEYグループの一員です。その他にオーディオ・家電ブランドの「TaoTronics」、スマート家電ブランドの「VAVA」など、先進の IT/デジタル家電を展開しているメーカーです。SUNVALLEYグループは、世界56ヵ国に支社を持ち、日本にも支社が有ります。
機器のアフターフォローについて
下記が緊急時の問い合わせ先です。通常時の問い合わせ先も用意されています。
RAVPower Japan は、株式会社SUNVALLEY JAPAN が展開しています。お急ぎの際は、下記のお電話番号までご連絡ください。
- お電話:0 3 – 5 5 4 2 – 0 2 3 8
- メール:support.jp@sunvalley.co.jp
- 受付時間:平日10時~12時30分、13時30分~18時(土日祝日を除く)
- ■ 株式会社SUNVALLEY JAPAN ■
- 〒104-0032 東京都中央区八丁堀3-18-6 PMO八丁堀Ⅲ9F
- https://www.sunvalley.co.jp
上記のようにメールのみの対応ではなく、電話対応もしていますので心配は入りません。
RP-PC118(21W)の特徴
【デザインと用途】デザインは従来品を改良し、破損しにくいパネルに仕上げたことによりアウトドアに適したつくりとなっています。
また環境にやさしい太陽光を供給源として、自然災害等の緊急時の非常用電源として使用できます。
充電中はLEDライトが赤く点灯するので、充電状態を確認できます。
【充電効率】23.5%最大の発電効率のソーラーパネルを3枚連結し、太陽光を最大限に利用します。
太陽光を効率的に電力に変換することを実現しています。DC5V2.4A-4.2Aです。
【逆流電防止】独自のiSmart技術が内蔵され、接続した周辺機器を自動的に検知し、最適な電流量を送ります。
さらに逆流電防止機能付きで、接続されている充電機の容量が減衰することはありません。
【ソーラーパネル】折り畳み時の大きさは、約150 x 295mm 、展開時は525 x 295mm、重量は600gです。
比較したRP-PC005は750g、RP-PC008は450gです。重さを犠牲にしてパネルの補強に力を注ぐ姿勢に共感です。
【耐久性・付属品】水や埃に対する防護がしっかりしています。
パネルの角には穴が設けられ、簡単に枝やリュック、テントなどに取り付けることが出来ます。
吊り下げに便利なステンレス製のフックも付いています。
気になるところ
重量が600gと大幅に重くなっていますが、これはソーラーパネルの強度を高めるためであり、バッグなどでの持ち運びのためと思われます。
USBポートが出っ張り過ぎています。薄型仕様が台無しになった感があります。また2つのポートが中央部分から出ているため、RP-PC008(16W)やRP-PC005(W24)のように両側ある機種より使い勝手は悪そう。
実際に使用して、USBポートのでっぱりはあまり気になりませんでした。
USBポートが近すぎる件は、付属のケーブルを使用することで問題なく、解決できます。
RP-PC118(21W)の本体と使用経験
ソーラーチャージャー本体は、パネルが3枚連なっています。
開いたときの大きさは29.6×15.0㎝です。
リュックサックはもちろん小さなショルダーバックにも入ります。
パネル1枚の厚みは2㎜です。パネル3枚重ねで8㎜です。
ポート部分を折り返すと1.2㎝、になります。
付属品:止め金用ホルダー4個、USBケーブル(ロング66㎝、ショート26㎝)
ネットで問題視していたUSB ポートへの砂やゴミの侵入に関しては、ゴムキャップにより侵入を防ぐことが出来ています。
塞げばキャップにより完全に侵入を防げます。
RP-PC118(21W)の持ち運びについて
RP-PC118重さ600g大きさは15cm×29.6㎝ですが、手にピッタリマッチして重いと感じませんでした。
本体はマグネットによりコンパクトに畳めます。
また本体は布地で覆われているため手にフィットして、肌触りはいいです。
パネルには鉄板が入っており、パネルは外部からの力に対して強く、折れ曲がったり破損はなさそうです。
リュックサックやバッグに無造作に入れても四つ折りでマグネット留めにより、バッグ内で硬いものとぶつかっても簡単に壊れることは無さそうです。
充電について
11月中旬の晴天、10時40分~11時40分まで1時間ソーラーパネルで充電してみました。
機器はソニーXperia(エクスペリア)結果:60%→94% 34%アップでした。
2時5分~3時5分まで1時間、通常の充電器で充電した。結果:60%→92% 32%アップでした。
一回のテストですが、今回のテストでは、通常の充電器と比較して同等の充電能力でした。
次回は、野外で使用して使用経験をお話します。
(編集後記)今回の記事について
suaoki製、Anker製、RAVPower製について比較してRAVPower製を購入した訳ではありません。
インターネットによる比較では、どの3メーカーの装置を比較しても大きな差がありませんでした。
また実際全てを利用した訳ではありません。
追記
RP-PC118購入後太陽の下で、ソーラー充電を行った結果、ACアダプターと同様の充電速度でした。
太陽光に垂直に当たるような工夫を施せばより良い結果が得られると考えます。
購入より本日(4月11日)まで使用したので、使用経験及びカタログや使用経験から導き出された比較を行います。
太陽光での充電スピードには満足しています。従来のアダプターと同様の能力を持ち合わせています。
キャンプなどで友人と共有する場合は残念ながら充電能力は落ちます。
ほかの機種と比較した場合、上位機種のRP-PC005が良いのですが、一人で使用し、スマホ専用であればRP-PC008でもまったく問題なく使用できます。
他機種と比較した場合、容量が大きいほうが良いのですが、持ち運びを考えるとRP-PC005(17㎝×30㎝)でも全く問題ありません。
大容量蓄電池に充電してほかの用途として使用するには残念ながら容量不足です。