『賢い子』に育てる究極のコツは2016年に書かれた本ですが、過去でも今でも未来でも通じる本です。
お母さん、お父さんには、絶対読むべき本だと思います。
本との出会い
私はキンドルアンリミテッドに入って本を読み漁っているのですが、今回素晴らしい本にめぐり会いました。
新しい本ではなく、過去によく読まれた本です。
いろいろな子育て本を読んできましたが、実践編として素晴らしいと感じたのでこの本を紹介します。
私の子育てで上手くいかなかったことや疑問に対して、こうすればよかったんだと、目から鱗のことばっかりです。
『賢い子』に育てる究極のコツについて
『賢い子』に育てる究極のコツです。電子版発行は2016年4月15日
東北大学加齢医学研究所 教授 瀧 靖之先生の書かれた本です。
お医者さんである瀧先生は、脳の専門家として、先生の研究成果と具体的に脳の組織(名称)を示しながらわかりやすく解説されています。
診療放射線技師として長くMRI検査に携わってきた私は納得することばかりでした。
執筆当時、先生には4歳の息子さんがおられて、その子とのエピソードを交えていろいろな視点で解説され『なるほど』がいっぱいです。
また、お母さん方からの質問にも答えられるなど、幅広く活躍されています。
私は子育てを終えていますが、今現在、子育て中のお父さん、お母さんに是非読んでいただきたいと記事を書きました。
脳の成長と普段の生活をリンクさせた納得の一冊です。
読んでいて、小さな子どもがいたら直ぐ取り入れたいことばかりです。
子育て論はとは少し違う『賢い子に育てる』が内容です。
読むと解りますが、お金をかけないで実践できる内容ばかりです。
お子さんをその気にさせる方法が、『こんな簡単な方法で良いんだ❗』とびっくりさせられます。
その方法を疑問に思うことなく『そうだよね。これは絶対だ❗』と感嘆しました。
まさに『究極のコツ』です。
本の目次と少し内容
内容は、『著作権』の関係から詳しく記事にはできません。目次は以下の通りです。
- 好きなことで頭がよくなる。脳を育てる子育て法
- 子供がぐんぐん賢くなる「3つの秘密道具」
- 芸術・語学・運動能力・・・・才能とセンスは「始める時期」で決まる
- 心も体も脳も。一生の健康を作る「親の役割」
- 脳が勝手に成長スピードを上げる。おすすめ生活習慣
先生の意見では大きくうなずくことばかりですが、一番頭に残っている言葉は以下の通りです。
先生曰く『いやいやでも、子供の頃から塾に通わせ勉強をさせれば子供は、勉強のできる子になれる。しかしある段階から能力が伸びなくなってしまいます。
子供が好きで塾通いは、良いのですが、やらされてた勉強は、その後伸びないそうです。
習い事を始める時期が大切
筆者(脳の専門家)の研究から得られた各能力を伸ばすための最適な時期と方法があるそうです。
- 0歳~ 図鑑・絵本・音楽
- 3歳~5歳 楽器・運動
- 8歳~10歳 語学
- 10歳~思春期 社会性・コミュニケーション能力
・0歳~ 図鑑・絵本・音楽
0歳からの脳の栄養は『好奇心』で、好奇心が強い子が自然と賢く優秀に育つようです。そして、それを助けるのが図鑑です。
この頃の脳はすさまじく、特に聴覚や視覚から得る発育力は凄いそうです。
音楽を聞くことによってはリズム感や外国語を覚えるのにも良いようです。また、音楽の種類は何でもよいようです。
・3歳~5歳 楽器・運動
楽器はこどもの言語力と身体能力の向上につながります。器用さや運動能力、バランス力を磨きます。
現在世界で活躍する選手にはこの頃からスポーツや楽器を始めた方が多いようです。
楽器で習い事と言えばピアノですね。ピアノは左右の別々の鍵盤をたたくことで脳が鍛えられます。
・8歳~10歳 語学
語学教育は8歳~10歳がベストと言われます。特にリスニングとスピーキングを伸ばすためには、この時期が良いとされますが欲を言えば6歳くらいから始めれば最高です。
音楽と英語は通じるところがあるようです。
・10歳~思春期、社会性、コミュニケーション能力
この頃になってようやく成長し始める部分があります。対人関係やコミュニケーションに関わる部分です。
学生時代が終わり就職活動や就職で必要となるのが、コミュニケーション力です。14歳くらいまでに獲得することでスムーズなコミュニケーション力が身に付きます。
『賢い子』に育てる究極のコツを入手する方法
『賢い子』に育てる究極のコツには、電子ブックと書籍があります。電子ブックは、キンドルアンリミテッドなどで読むことが出来ます。
『賢い子』に育てる究極のコツは2016年に発刊された本なので古本はメルカリや古本屋で多く売られています。
価格は300円~1000円程度と安く購入することが出来ます。
新品をバイブルとして、必要時に見えるように手元に置いておくことをオススメします。
お子さんが生まれる前に読み始めて、13歳程度まで、離せないこと間違い無しの優良本です。
まとめ
始めにキンドルアンリミテッドに入って本を読んだと言いましたが、本を手元において毎回読めるようにしておくに値する本だと思います。
アンリミテッドを退会してしまった場合、本(賢い子に育てる究極のコツ)を読めなくなります。そうならないように1冊は手元に置いておきましょう。
お子さんが生まれて12歳~13歳まで使用すると仮定すると新品を購入も『あり』とは考えますが、一度読んで頂くと良さがわかると思います。
おまけ
『賢い子』に育てる究極のコツは、生まれてから13、14歳位までの成長の話でしたが、次に出された本『脳を本気にさせる究極の勉強法』は、20歳過ぎからの脳の成長が書かれています。
歳を重ねても脳は成長を続け、どんなに歳を重ねても成長します。しかし、成長する早さは、子供の頃と比べ遅くなります。
瀧先生は、もう一冊出されています。それが『生涯健康脳実践編』です。
今回の記事のテーマは子育てでしたので『脳を本気にさせる究極の勉強法』と『生涯健康脳実践編』の内容は割愛させていただきます。