子育てを生き抜く

お母さん『イヤイヤ期は、大切なこだわり期』です。先ずは、心に余裕を‼️

嫌気

イヤイヤ期は成長に大切な『こだわり期』です。

イヤイヤ期とは?

初めての子育てで、知っていると知らないでは大違いです。知っていて欲しいことが2歳頃から始まる『イヤイヤ期』です。イヤイヤ期は、誰にでも訪れる自我の芽生えで、特殊な事ではないと認識することが大切です。

『イヤイヤ期』を『わがまま』や『うちの子供だけ』と思い込んでしまうと、お母さんは、『ほっとけない。治さなければ』となりますが、『自立のためのこだわり期間』と解れば、『誰でも通る路』と、ひと安心です。

先ずは、イヤイヤ期に子供はどの様な行動をとるか知っておきましょう。

イヤイヤ期とはどんなもの?

トラブル

脳の未発達さや言葉の未熟からフラストレーションが溜まり、一番使いやすい『イヤイヤ』となりますが、マイナスイメージの強い『イヤイヤ期』ではなく積極的な行動による『こだわり期』なのです。

お子さんのこの時期は、自我の芽ばえから自分でやりたいことばかりです。しかし、やりたい思いとは裏腹に、思うようにできないことばかりです。

また、言葉で伝えようとしてもうまく伝わらないため、歯がゆい状態が続きます。するとお子さんは『イヤイヤ』を発してしまいます。この『イヤイヤ』が続くと、ことあるごとに『イヤイヤ』を連発してしまい、口癖になってしまいます。

この時期のお子さんは『イヤイヤ』ばかりですが、お子さんの秘めている能力は凄いものがあります。我々大人では考えられないくらいの記憶力を持っています

徐々にその能力は薄れていきますが、この時期の過ごし方によって、将来大きな差が出ます。

お子さんのイヤイヤは、何かにこだわっている証しでもあります。

お子さんを良く観察して、何にこだわりを持っているか見極めましょう。

乗り物や花、空、動物、昆虫などこだわりに添った図鑑や絵本で読み聞かせや読書をしましょう。

『イヤイヤ期』の過ごし方

泣きわめく

お子さんのイヤイヤ期は、親御さんに関してもイライラが増す一番大変な時期です。そのため魔の2歳児と言われることもあります。

そのイヤイヤ期を上手に過ごす方法には幾つかありますが、私の考える回避法は下記のとおりです。

時間に余裕を持って行動する

この時期のお子さんの行動は、予定通りには運びません。全てのことにたっぷり時間を取って行動しましょう。

時間に余裕がないと、お子さんの『こだわり』に付き合うことが出来ず、お子さんの意見を無視した行動になります。

お子さんは、地面にしゃがみ込んだり、かんしゃくを起こしたりとお母さんも疲労こんぱいです。

こんな時は少し時間をかけて、お子さんを観察しながらお子さんが落ち着くのを待ちましょう。

子供の好きなようにさせる

お子さんが『◯◯したい』と言ってきたら先ずは『いいよ』と肯定から入りましょう危ないことや他人に迷惑のかかること以外は、お子さんにさせましょう。

2歳~3歳のお子さんと付き合うと考えずに、中学生のお子さんと付き合っている感覚でいましょう。

2歳のお子さんを中学生として見ることは難しいですが、この時期だからこそ、一歩引いてお子さんの人格を認めることが大切です。

相手の人格を認め、行動することでお母さんのイライラもお子さんのイヤイヤも低く抑えられます。

子供に選ばせる(選択肢与える)

服選び

お子さんと散歩に行くとなれば、服選び、靴選びなどが必要になります。そのお子さんの服選び、靴選びなどは、お子さん自身に決めさせましょう

決まらない場合は、2~3種類から選ばせましょう。お子さんは、自分が決めたことで素直にお着替えをします。この時期毎日同じ服装でも構いません。

その散歩の際にも、お子さんと相談して行き先や道順を決めましょう!ここでも、お母さんが選択肢を示してあげましょう。

子供の思いに寄り添う

寄り添う

この時期の我が子は、2歳ながらも真剣に行動し悩んでいます。その姿に寄り添いながら、子供の思いを受け止め、受け入れる必要があります。

2歳児の戯言と考えないでください。お子さんの思いを受け止めて、お子さんと一緒に悩みましょう

子供の要求に添えない場合は、お子さんに寄り添いながら『ごめんね◯◯ちゃんオモチャがほしかったのね、でも、今日は買えないの』目を見て納得させるように言いましょう。

お子さんとのスキンシップの回数を増やす事をお勧めします。特に二人目のお子さんが誕生した時などは、上のお子さんとのスキンシップがおろそかになります。

妹や弟の出産を楽しみにしていたお兄ちゃん、お姉ちゃんが急に不機嫌になることがあります。お母さんを盗られてしまったと感じるようです。

お子さんの気持ちを切り替えさせる

公園で遊び、帰宅時間が近づいても、一向に帰ろうとしない場合や帰る事を嫌がるお子さんには、『家では何して遊ぶ?』『今日は、何食べたい?』”歌を唄いながら帰る”など直接の嫌な行動から気持ちをそらすことが必要です。

お子さんがイヤイヤを言い出す前に次の楽しいことを考えさせましょう。自分から進んで帰り支度を始めてくれるかもしれません。

お子さんに感謝しましょう

褒める

イヤイヤ期のお子さんは、思うように動いたり、しゃべったりできませんので、フラストレーションが溜まっています。

お子さんが素直にお母さんの意見に従ってくれた場合、先ずは感謝しましょう。おこさんとハグすることで、お子さんのフラストレーションは減少します。

ハグすることで不満が解消し、お子さん自身も嬉しくなります。親子で良好な関係が生まれます

お子さんにとっては言いやすい『イヤイヤ』を使い始めると止まらなくなります。

まとめ

イヤイヤ期は、お子さんの自我の芽生えです。どのお子さんにもやって来る成長の証しです。

このイヤイヤ期は魔の2歳時と言われる時期でお母さんにとっても大変イライラする時期ですが、お子さんには大切且つ大事な時期です。

お子さんのイヤイヤを良く観察して、こだわりを見極めましょう。こだわりに沿った読み聞かせや読書をしましょう。

お子さんのイヤイヤ期を過ごす方法は次の通りです。

  • 時間に余裕を持って行動する。
  • 子供の好きなようにさせる。
  • 子供に選ばせる。(選択肢与える)
  • 子供の思いに寄り添う。
  • お子さんの気持ちを切り替えさせる。
  • お子さんに感謝しましょう。

お子さんにとって凄い能力を発揮する『イヤイヤ期』ですが、親御さんがイライラを貯めないことが一番良い過ごし方です。

お子さんが『イヤイヤ』を極力言わないで済むように心がけましょう。親御さんがお子さんに対して優しく話しかけたり、抱きしめたりして、スキンシップを増やしましょう。

 

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