SDGsに取り組む

地球が危ない! カーボンニュートラルを実現して、地球を労う。

労る

地球温暖化の影響その1(今年の出来事)

経済や物流を支えるドイツ、ライン川に干ばつの危機が訪れています。このまま厳しい暑さが続くとさらに川の水位は下がり、物資を運ぶことが出来なくなります。

物資の輸送が滞ることで、電力不足や工場の稼働停止が懸念されています。ドイツだけの話ではありません。

ロンドンの中心部を流れるテムズ川でも同様に熱波の影響で川の源流が枯れてしまったと報道がありました。

地球温暖化の影響

アフリカでは大地が干上がり、アジアでは大雨による洪水が頻繁に繰り返され、アメリカやオセアニアでは何日も火災が続き大切な森林を焼きつくして、氷河の解けるスピードもましています。

日本でも、大雨による大洪水が頻繁に発生しています。

今(2022年8月31日)パキスタンでは史上最悪な大洪水が起きています。3000万人以上が影響を受けています。これも全て温暖化の影響です。
国土の3分の1が水没しており、死者は2200人に達しています。最悪の災害です。

原因は二酸化炭素

これらの自然災害は気候変動によるもので、年々地球温暖化は深刻化しています。一番の原因と言われているのが、二酸化炭素による温室効果です。

温室効果ガスと言われるガスには、二酸化炭素の他にメタン、フロン、亜酸化窒素などがありますが、最も温暖化の影響が大きいのが二酸化炭素です。

温室効果ガスによって住みやすい地上の温度調節をしてくれているのもこの温室効果ガスですが、増えすぎた二酸化炭素の影響で地球の温度上昇は危険な状況を越えています。

脱炭素

人類は便利な生活を求め、様々なものを生み出してきました。

人類は火を使うことを覚え、木を燃やすこと、石炭を燃やすこと、石油を燃やすこと、石油から物を作り出すこと、残念ながら、全ての行為が二酸化炭素を排出します。

営みの中で発生する二酸化炭素量は、80%以上がエネルギーの使用によるものです。

植物や木々が生み出す酸素以上に消費されるため、二酸化炭素の排出抑制と回収・利用が課題となっています。

日本の努力目標

日本が目標としている炭素削減割合は2013年を100%とすると、2030年には54%まで削減する目標を立てています。

これでも充分と言える数字ではありませんが簡単な目標でもありません。さらに2050年には、50%をめざしています。

二酸化炭素の排出削減を中心に考える必要はありますが、酸素を作り出したり、二酸化炭素の利用のプラス、マイナスでカーボンニュートラルの実現を目指しています。

エネルギーミックスで乗り切る

全世界の人々が不満なく暮らすには、化石燃料の利用は不可欠であり、ゼロにすることはできません。

使用する化石燃料を極限まで減らし、太陽光や風力、水力などの自然エネルギーを最大限利用するエネルギーミックスが求められています。

安全性に配慮したい原子力発電の稼働も容認しなければならないと考えます。

人類に必要な二酸化炭素

確かに二酸化炭素は地球温暖化の最大の原因ですが、地上を人間が住みやすい気温に保ってくれているのも二酸化炭素です。

また植物の光合成に必要不可欠なものが光と二酸化炭素です。

まとめ

今を逃がせば地球の再生は難しい。これ以上悪化すれば地球はもとには戻れない。

世界の人々が協力してカーボンニュートラルを実現してほしい。

世界は一つ、大気には、国境がない。みんなで守ろう地球。