災害用に備えた家庭用充電器はキャンプや日曜大工(DIY)に使えます。
- 近く、起きそうな大災害に不安を感じている方
- 災害用に大容量充電器の購入を考えている方
- 購入するつもりの充電器の容量で迷ってる方
- 発電機を購入して、充電器購入を迷っている方
- キャンプや日曜大工(DIY)をされている方
災害の多い日本の現状
今まで居なかった熱帯魚が日本近海に多く生存しています。
以前は、紛れ込んだ熱帯魚は冬を越せないことから、死んでしまいましたが、現在ではそこで繁殖をしています。
日本近郊の海水温も高くなってるんですね。
海水温の上昇で言えば、台風の発生も日本により近い処でよく発生します。また、秋の深まった頃に発生する台風も増えています。
そして何より台風による被害が大きくなっています。
以前では考えられなかったほどの大雨、それによる川の氾濫、小さな川の氾濫は過去にも多くありましたが、一級河川の氾濫が相次いでいます。
こんな時だからこそ災害時の対応について考えておく必要があります。
自分の家が洪水で流されたり、危険性を感じたら避難所への移動は当然ですが、そうなる前から自身の置かれてる環境を見つめ直しましょう。
過去の洪水の状況分析や県や市が出してるハザードマップなどを頭に入れて置きましょう。
『家は川から遠いから、洪水は心配ないよ』『雨も少ない地域だから、関係ないよ』なんて考えてはいけません。
近くで起きなくても被害を被ることはよくあります。
『橋が流された』『道が土砂崩れに』『木が倒れてきて道が塞がれた』など遠くで起きた出来事が自分の生活を一変させます。
電気の必要性について
こうなってからでは、後の祭りです。
その前に緊急用に飲料水、ラーメンやうどん、乾パンなどの備蓄品を用意しておきましょう。
その中でもう一つ大切なものが電気です。現在の生活では電気は欠かせない動力です。
都会では『オール電化』と言う言葉に象徴されるように全てが電気で動きます。
ここ1-2年オール電化を問題視する専門家もいますが、この『オール電化』の流れを変えることが出来ません。
電気は本当に便利です。『スマホで情報を得る』『テレビを見る』『灯りを点ける』こんなことは電気でしかできませんが、『お風呂を沸かす』『ご飯を炊く』『食事を作る』『暖をとる』衣食住のすべてが電気で賄えるのです。
しかし、その大切な電気も発電所の災害や送電線への災害が起これば停電は免れません。
そんな時発電機があれば長期に渡って使用できるため良いのですが、一家に一台用意は難しいのが現状です。
しかし、短期間では大容量充電器で十分まかなえます。
発電機と充電器の併用について
長期に渡る停電時対応の理想は、ガソリン用発電機やソーラーパネルと併用して、電気を作りだし充電器で保存。
そしてその電気を夜使用します。晴れた日はソーラーパネルも利用して充電、雨が降ったらガソリン用発電機で充電です。
『発電機を夜も使えば……』と考える人も多いのですが、発電機の音が凄く気になります。
日中であればあまり気にならないのですが、夜、静かな場所では特に気になります。
私なんか時計の『カチ、カチ』の秒針の音でさえ気になって寝れないことがあります。
災害時の不安の中ではその音が何倍にもイライラを募らせ、寝むることが出来なくなります。
そのためには充電器が必要です。
現在の置かれた状況を知る方法には『テレビ』『ラジオ』『スマホ』などがありますが、圧倒的にスマホが便利です。
スマホは情報を得るだけでなく、こちらからも情報発信もできます。
そのスマホは電気量の消費も少なく、充電には、ソーラーパネルで十分ですが、その場で数日間生活するとなれば別問題です。
特に冬場は大変です。【日照時間が短く夜が長い】
その夜になれば、電灯を灯して夕食の支度、テレビも視聴したいし情報も得たい。早めに床に就いて暖房もほしくなります。
充電器は災害時だけのものではない!
皆さんの声が聞こえてきます。
『そんなに災害はやってこないよ』『何時やってくるかわからない災害に必要ないよね』と、皆さんの意見はごもっともです。
家庭用充電器を災害用として限定的な使用であれば私も同様に考えるでしょう。
しかしこの充電器は災害時以外にも色々な利用法があります。
現在のコロナ禍では、人ごみを避ける必要上観光も厳しくなってきております。
そこで多くの家族が行っているのが、キャンプです。
小学生、中学生がお見えになる家庭では、週末に近くのキャンプ場を利用している方も多いようです。
ご飯を炊いたり、お湯を沸かしたりは火に任せて、電灯を点けBGMをかけるなど火では出来ないことを任せます。
もう一つ日曜大工(DIY)の好きな方には欠かせないのが電気です。
野外でおこなう日曜大工(DIY)では優れものです。
旦那さんの日曜大工でどのようなものを作ってくれるか楽しみですね。
お子様の居られるご家庭では、子供会の行事や魚釣りなどにもご利用になれます。
発電機と違い使用方法も難しくありませんので、安全に使用できるのではないでしょうか?
購入時の注意点
購入をお考えの方に注意点と私が推薦するメーカーと商品を挙げてあります。
消費電力と起動電力について
電化製品の使用電力には消費電力と起動電力があります。
通常動いているときに使用されるのが消費電力ですが、始動時に必要な電力が起動電力です。
電化製品により消費電力と起動電力が同じものもありますが、起動電力が4倍以上の物もあります。
パソコン、テレビ、炊飯器、電気ポットは消費電力と起動電力が同じです。
電気扇風機や電子レンジは起動電力が2倍程度であり、冷蔵庫や小型クーラーでは4倍程度の起動電力が必要です。
使用を考えている電化製品の起動電力を考慮して家庭用充電器をお選びください。
Jackery家庭用充電器の仕様
下記にJackery 家庭用充電器4種類の仕様を掲載しました。
大容量充電器ではありますが重量が3.2Kg~10.6㎏と持ち運びのできる重さです。
Jackery より
- FCC:北米の無線機器など安全基準
- UN38.3:リチウムイオン電池の輸送時の安全維持
- PSE: 電化製品の材料と製品の安全性
- ROHS:特定有害物質使用制限
- CS:シガレットソケットの略
Jackery家庭用充電器のラインナップ
家庭用充電器1000:避難生活やキャンプの1日~2日程度であれば、電気の供給が無くても単独で使用出来る容量と考えます。(私の感想です)
家庭用充電器700:期間にもよりますが、電気の供給が無くても単独で使用出来る容量と考えますがソーラーパネルの持ち込みがあれば万全です。(私の感想です)
家庭用充電器400:使用期間にもよりますが、単独での使用には十分とは言えない容量のように思います。ソーラーパネルや発電機と併用が良いのではないでしょうか。(私の感想です)
家庭用充電器240:使用期間にもよりますが、単独で使用するには容量的に不十分のように思います。
ソーラーパネルや発電機と併用が良いのではないでしょうか。(私の感想です)
最後に
- 充電器は災害時のために備えて置くものではなく、キャンプや日曜大工(DIY)にも威力を発揮します。
- 使用方法は上記に限定することなく、野外ではどこでも使用できます。
- 個人によって電化製品の使用方法は違います。自分の所持している電化製品の起動電力を考えて充電器容量を決めて下さい。消費電力の合計では使用できないことがあります。
- 充電器の単独使用ではなく家庭用発電機やソーラーパネルとの併用を考えましょう。
- 単独使用では大容量を考えてしまいますが併用であれば下位商品でも十分役に立ちます。