危険な傘の持ち方は色々あります。相手の立場になって考えましょう。
- 傘の横持ち、水平持ちが危険な理由がわからない友人へ
- 折り畳み傘をあまり使用しない友人へ
- 外出する機会の多い友人へ
- 雨降りが好きでよく外出する友人へ
- 雨男・雨女とよく言われる友人へ
傘の持ち歩きについて
6月になると外出の際、傘は必需品です。雨が降ってる時は当然、柄の部分を持ちますので何も問題もありません。
しかし、雨が降っていない時の傘の持ち方には、問題があります。折りたたみ傘はバッグにしまったり、手に持ったりしても、まったく問題ありません。
筆者が一番気になるのが、傘の真ん中辺りを持って歩いている人なんです。
傘の中央辺りを持つと上方向に柄の部分、下方に傘の先になりますよね❗
普通に手のひらで傘を持ち、手を下げると傘は地面と平行になります。
傘の柄は前方、傘の先は後方にきます。
「気付いた?、そうなんだよ❗」この格好で歩くと後ろを歩く人が大変迷惑被るんだよ。
前を歩く人にも迷惑なんだが、後ろを歩く人には、大迷惑なんだよね。その事に本人は気付いていないからよけいに困るんだよ。
『石突き』は『いしづき』と読みます。
石突とは、傘や、杖、やりなどの先端にあり、地面に突き立てる部分を言います。
傘で言うと傘の先を保護するものです。
傘は柄の方を持って地面に付けたり、地面を突いたりして持ち歩きました。
その先端が壊れないようにしているものが石突です。
つまり傘は地面に向けて持ちあるくものです。
傘を横持ちで歩いている人は、まったく気にかけていませんが、その持ち方が、後ろを歩く人に迷惑をかけています。
危険と言う認識があれば、気を付けるのですが、全くその意識がないから困ります。
テレビでのコメント
この前、芸能人が面白いことを言っていました。
「僕はね❗そんな人を見たら故意に当たってやるんだよ」って、「そうじゃないと、気づいてくれないんだもん」
『なるほど』と筆者はうなづきました。「注意するだけでは、心に響かない。反感を買うだけですね」と熱弁していました。
そうなんですね、歩いている方に「傘の持ち方が悪いですよ」って言っても聞いてはくれません。これが現実です。
芸能人が言えばわかりませんが、我々一般人では、聞く耳を持ちません。
筆者の考え
筆者が一番『危ない』と感じたのが、地下鉄の登り階段です。
これは先日の出来事です。多くの人が歩いてる中一人の男性が、傘を横持ちして歩き始めたんです。
その後ろには、お母さんと5歳位の女の子がいて、迷子にならないようにとしっかりつないだ手に傘の先が当たったんです。
泣き出す女の子の声に気づいた男性は、振り返りはしましたが、無表情で歩き去りました。
後ろで見ていた筆者は、何も言えませんでした。『情けない』
この男性、自分のしたことに気づいて、次からやらないようにしてくれれば良いのですが…
気付かなければ、何回も繰り返します。本当にやめてほしい傘の横持ち。
手に当たったくらいは大きな問題とはなりませんが、顔や目に当たれば大事故です。
貴方の何気ない行動が事故を招きます。事故を起こさないと気付けないなんてさみしいですよね。
その前に気付いて傘の横持ちはやめましょう。
傘をバッグに吊り下げたり、リュックサックに刺したり体から離れるような持ち方はやめましょう。
傘の柄の部分を持って、体から離れないような持ち方をしましょう。
歩きタバコやクルマからのぽい捨て、満員電車のリュックサックなど、エチケットを守るだけで未然に防げる事故はいっぱい有ります。
まとめ
雨が降っていない時の傘の持ち方には気を付けましょう。決して横持ちはしないでください。
人が連なって歩く階段や歩道などは大変危険です。持ち方によっては、子供さんの顔や頭に当たる恐れがあります。
傘の先は『石突き』と言って固く作られています。細くて硬いものは凶器になります。
持ちあるく時は、柄の部分を持って、『石突き』は下に向けて持ち運びましょう。