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ハローワークへ申請に行ってみた。『高年齢求職者給付金の申請』のために初めて行った。

高年齢求職者

ゲンハローワークに行く。

ミーちゃん
ミーちゃん
ゲンちゃん退職したからハローワークに行ったんだって?
ゲンちゃん
ゲンちゃん
そうなんだ仕事を見つけるため、そして高年齢求職者給付金の申請に行ったんだよ。初めての訪問だったので、全てが新鮮で緊張感したよ。
ゲンちゃん
ゲンちゃん
インターネットで調べたので理解していたつもりだったが、知らないことや間違っていたことなどたくさんあったよ。
ミーちゃん
ミーちゃん
よい機会だからゲンちゃんのブログで報告したらどうかな?そして私も知らない高年齢求職者給付金について教えてよ
ゲンちゃん
ゲンちゃん
若い方も定年を迎えようとしている方も知っていたほうがよいことだからブログに書くよ。
こんな方に読んでほしい。
  • 60歳を過ぎて働いている方
  • 65歳以上で退職された方
  • 高年齢求職者給付を知らない方
  • 退職して1年経過していない方

高年齢求職者給付金とは?

『高年齢求職者給付金』とは、65歳以上の高齢者が仕事を辞めて『失業状態』になった場合にもらえる給付金のことです。

従来の『失業保険』と同じようなもので、65歳以上の失業保険です。言い換えればお年寄りの失業保険です。

要件には、失業状態とありますが、パートやアルバイトは『失業状態』とみなされます。

この給付金を受け取る要件には、いくつかありますので、順に説明します。

給付金を受け取るための要件

  • 前職で雇用保険に加入していた
  • 仕事がしたいという意思がある
  • 積極的に就職活動をしている
  • いつでも仕事ができる状態にある
  • 現在は決まった仕事がない
  • 退職して1年以内である

1.前職で雇用保険に加入している

前職で雇用保険に6か月以上入っていることが要件となります。

また、加入期間によって貰える金額が変わってきます。

1年以上の加入であれば50日分、1年未満なら30日分となります。

2.仕事がしたいという意思がある

仕事をする意欲を持っていることが重要です。

認定説明会などで、仕事に意欲がない意志を示すことは、ご法度です。

3.積極的に就職活動をしている

ハローワークでの求人相談や求人登録をしましょう。(自宅で就職活動をしていてもハローワークにはわかりません)

また、再就職のための職業訓練も考えましょう。

4.いつでも仕事ができる状態にある

健康状態や家庭環境の改善を図りいつでも働ける状態にしておくことが必要です。

5.現在は決まった仕事はない

パートやアルバイトなどで働いている場合でも、一週間に20時間未満であれば『失業状態』とみなされるので、働いていることで条件を失うものではありません。

6.退職して1年以内である

受給できる期間は、仕事を辞めた翌日から1年間となります。早めに申請を行いましょう。

その間にハローワークに認められれば、給付金が支給されます。

貰える金額は、直近まで働いていた最後の給与額から算出されます。

申請できる期間は1年と短く、延長の特例もありません。よって早めに申請しましょう。

失業保険と違って一度しかもらえませんので多く貰える機会を逃さないようにしましょう。

その他の受け取り条件について

高年齢求職者給付金は、年金と一緒に受け取ることができて受け取っても年金を減らされることもありません

この給付金は、年金を受け取りながら働こうとしている人にとっては、非常に有り難い給付金なのです。

「高年齢求職者給付金」の支給額

では、高年齢求職者給付金の支給額はどのように決定されるのでしょうか?

やや複雑な計算ではありますが、一度計算してみましょう。

高年齢求職者給付金で貰える金額は、雇用保険を払った期間によって2つに分けられています。

1年以上払っていれば、賃金日額の50日分1年未満なら30日分となります。

賃金日額とは

賃金日額とは、仕事を辞めた直前6か月の賃金によって決められます。

計算に使う6か月の賃金は、離職票に書いてあります。

離職票は下記で説明します。

毎月決まってもらっていた賃金の合計を180(6ヵ月×30日)で割った金額になります。

賃金日額=6ヶ月の給与÷180 

賃金日額の上限額は13,700円、下限額は2,574円です。

支給額の計算方法について

賃金日額が下限額の2,574円〜5,030円の方は80%、12,390円〜上限額の13,700円の方は50%です。

この範囲に入ってない方は下記の計算式に当てはめてください。

計算式は、0.8×賃金日額-0.3×{(賃金日額-5,030)÷7,360}×賃金日額です。

高年齢求職者給付金の手続き方法

給付金を受け取るためには、近くのハローワークで求職を申し込み、離職票1及び2を提出する必要があります。

この離職票1及び2は勤めていた職場で証明してもらう必要がありますので、職場でもらいハローワークに提出します。

この離職票には、辞めた理由も書かれていますが、自己都合でも給付金をもらうことができます。

『休みたい』『働けない』『働きたくない』などの仕事意欲のない場合は支給されませんので、ハローワークでは働く意欲があることは強調しておきましょう。

ただし正当な理由なく自己都合で退職した場合や自己の重大なミスなどにより解雇されたときは、2か月〜3か月給付が遅れることがあります。

ハローワークに持って行くもの

  1.  離職票-1・2
  2.  マイナンバーカード
  3. または身分証明書
  4.  印鑑
  5.  写真(縦3㎝×横2.5㎝)
  6.  本人名義の預金通帳

今回私が申請に行ったハローワークでは、印鑑と写真はいりませんでした。『マイナンバーカード持参でハローワークに来て頂ければ写真は不要』とのことでした。

とはいってもハローワークによって対応が違う可能性がありますので事前に電話確認をお願いいたします。

給付金をもらうためには、離職の日の翌日から1年以内に手続きをする必要があります。退職したら、なるべく早く手続きをしましょう。

給付金を振り込んでもらうために預金通帳やキャッシュカードが必要となります。

ネット銀行でも問題ありませんが、マイナーなネット銀行はダメな場合もありますので、注意してください。

その他注意すること

今回申請に行って知ったことが次のことです。

先ほどパートやアルバイトもOKといいましたが、ハローワークを訪れる日は、4時間以上働いてはいけません。気を付けましょう。

また申請書提出日は、AM9時〜9時20分までに提出して、終日働いてはいけません

最後に

この日から7日間経過しないと給付金は支給されません。

以上ですが、説明書や解説書を読んでも解らないことはいっぱいあります。ハローワークに行って話を聞いたり、説明会に出たりしましょう。

ハローワークの職員は親切な方ばかりで優しく対応して下さいました。その節は有り難うございました。

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