セカンドライフを生き抜く

定年退職後のセカンドライフは50代からはじまる。体を整え、体を鍛え、生きがいを見つけ、資金と気力を貯める。

50から始めよう

50代を迎えたら定年退職を見据えた生活を送りましょう。定年退職したら、『あれも、これもやってみたい』と考えますが、先ずは、やりたい仕事、やりたい趣味の方向性を決めましょう。

セカンドライフを考える

例えば、自らが行う家のリフォームであれば、リフォームの規模、予算を算出しなければなりません。

小さなお店をやってみたければ、店の種類、規模、場所などを決め予算を算出しなければなりません。

趣味でも同様にです。『自宅に庭をつくりたい』『ベランダを整備したい』など規模、予算を考えなければなりません。

『釣りをしてみたい』『ゴルフをしてみたい』程度のことであれば、お金に関する問題はありませんが、健康と体力には、気づかいが必要です。

また、やりたいことによっては、定年退職後も資金調達のために仕事を続けなければなりません。

サラリーマン時代のようなデスクワークではなく、体が資本となるセカンドライフの場合、動ける体が必要となります。

シニア人材派遣センターやシルバー人材センターでのあっせん業務は身体を使う仕事が多いように感じます。

仕事であれ趣味であれ不安のない健康と動ける体を作り、計画に沿って資金調達と健康な体作りを始めましょう。

そして50歳からは働きながらセカンドライフのための一歩を踏み出しましょう。

セカンドライフに必要なモノ

50歳よりやることは、これだ❗

有意義なセカンドライフを送るには、大切なモノがこの5つです。

それは『健康』『体力』『お金』『生きがい』『気力』です。定年退職後に仕事をするにしても趣味をするにしても必要なモノです。

健康診断

『健康』について

先ずは『健康』です。体が不調ではやる気もおこりません。歳を重ねるといろんなところに不具合がおきます。

一人で動ける健康と体力がほしいものです。50歳の定期健康診断の結果を踏まえて、数値の悪い検査結果に対して徹底的に改善しましょう。

例えば、肝機能の値が悪ければ、酒を控えて正常値まで下げてみましょう。酒を控えても良くならなければ医師と相談しましょう。

血圧が高ければ、塩分を控えて正常値に戻しましょう。戻ったら継続させましょう。

腰痛がひどければ、コルセットをしたり腰痛体操などで筋力を付けて守りましょう。

目指すのは、健康に不安が無いような状態で定年を迎えることです。

若い時のような完全な健康体を得るのは難しいですが、セカンドライフ期間はお医者さんやくすりの世話になりながらの健康は確保しましょう。

食事や飲み過ぎに注意

肉類が好きなあなたは野菜類やヨーグルトなど整腸作用のある食材をとりましょう。腸は第2の脳と言われます。いたわりましょう。

歳をとっても良質なたんぱく質をとり、毎日の晩酌はやめて肝臓を休めるために休肝日を設けましょう。

飲みすぎ

外での酒は控えて、その分のお金は定年後の資金に回しましょう。

『体力』向上に励む

新たなことを始める場合、体力がないと継続が難しくなります。

体力

サラリーマンの時よりハードになることも考えられますし、会社勤めとは違う筋肉を使う場合もありますので体を鍛えましょう。しかし、急激な運動はケガのもとです。数年かけて体力アップを図りましょう。

筋力アップをすることでようやくセカンドライフを楽しめます。足腰を含め体を鍛えましょう。

健康体で定年退職を迎えられれば、仕事も趣味にも力を入れることができます。

健康を取り戻す

企業に就職中に元気を取り戻す努力をしましょう。企業も社員の健康には大きな関心があります。

社員に健康でバリバリ働いてもらえば、社員も家族も企業にとっても喜ばしいことです。定年後を見据えて体を労りましょう。

『お金』(資金)について

融資

次は老後の『生活費と資金』です。多くの貯蓄をお持ちの方は問題ありませんが、お持ちでない方は、引き続き働く必要がありますが、無理せずに働きましょう。

年金支給も加味して働き方を考えましょう。50歳からの10年間は定年後の生活を見据えて、なるべく無駄な消費は控えて貯蓄に回しましょう。

再就職、再雇用など将来を思い浮かべて考えましょう。

働く必要性がなく生活資金に余裕があるからと言って、体を動かさないと体は錆び付いてしまいますので、動かしましょう。

『生きがい』について

生きがい

定年後どのような目的を持って暮らすかが生きがいと言えるでしょう。

生活をするために仕事を頑張る人もいれば、趣味に『生きがい』を見つける人もいます。ボランティアやシルバー人材センターの仕事に生きがいを見つける方もいます。

定年を迎える前に生きがいを見つけ、それに向かって進むことをお勧めします。

例えば、植物や樹木を育てたい 。田舎で農業をしてみたい。生き物を育ててみたいとなれば、勉強したり、農地を探したり、事前にやることはいっぱいあります。

気力(モチベーション)について

定年後の人生を楽しいものにするか否かは、 本人の心の持ちようです。先ず定年を迎えることを『一線から離れる』ではなく、『新たなことに挑む年』と考えましょう。家族、親戚、友人が公認する挑戦を見つけましょう。

やる気

子供の頃からやりたかったこと、子育てに追われ出来なかったことをやるためのモチベーションをあげましょう。

最後に

セカンドライフを最高のモノにするのは、『健康』『体力』『お金』『気力』『生きがい』が大切です。

人間は歳を重ねるごとに健康も体力も衰えます。50歳から生活習慣を改善することで健康寿命を伸ばすことができます。有意義なセカンドライフにしましょう。

あわせて読みたい記事 3題

定年
あなたの定年後の働き方いろいろ‼   再就職・再雇用・アルバイト・ボランティアそれとも開業‼定年退職制度の移行期である現在、年金の支給がない新たな定年退職者ではあるが、希望すれば繰り上げ支給を受けることができますが、減額率は一生変わりません。そんな中での定年退職者にはいろいろな働き方法が用意されている。...
セカンドライフを楽しむ
定年退職後のセカンドライフは妻と相談しましょう。妻はこんなことを考えている。定年退職後のセカンドライフはパートナーと話して決めましょう。旦那さんの考えてるセカンドライフと奥さんの考えてるセカンドライフは同じではありません。夫婦仲よくも良し、夫婦不干渉で個々を大切にするも良し。...
平均寿命
健康寿命をのばし、定年退職後のセカンドライフを楽しもう。 楽しむためには、先ず、健康。健康寿命を延ばすことによってセカンドライフ期間も増やすことが出来る。 体を鍛え、食事に注意して健康を保つことが大切です。...