子育てを生き抜く

『聴く力』を養えば、学力もコミュニケーション力もあがる。集中力と落ち着きは、幼児期にトレーニングを‼️

聴く

落ち着きがない』や『人の話が聴けない』そんな我が子に悩むお母さんも多いようです。

確かに、小学校に入学してから『人の話が聴けない』では、学校生活が心配です。学業においても『聴くことのできる、できない』で、大きな差が生まれます。

みんなの前で話す事も大切ですが、先ずは『聴く力』を付けたいものです。

聞き流すのではなく、相手を見て、話を理解する聞き方が大切です。

聴く

『聞く・聴く・訊く』の違い

「聞く」勝手に耳に入ってくる音や声の際に使う。「聴く」自分から理解しようと進んで耳を傾ける。「訊く」興味あることを尋ねる時や問う時に使う。

語彙力.com

聴くスキルを身に付けるには、『落ち着き』と『集中力』を磨く必要があります。

そうすることで、学力の向上のみならず、コミュニケーション力も上げることができます。

家庭では、親御さんと1対1ですが、小学校に入学すると、先生独りで、生徒25人~30人を受け持つため、『聴き取れる』ことは、大きなアドバンテージです。

よって『聴く力』は、小学校への入学前に付けたいスキルです。

幼児期(3歳・4歳・5歳)の集中力トレーニング

多くの子どもは、動きまわることは得意ですが、ジーとして集中することは苦手です。

現在では、多くのお子さんが、幼稚園や保育園に行きますので、園でも付けたいスキルが集中力です。

先ずは、好きなことや遊びでを続けてジーとする習慣を身に付けさせましょう。

オセロ

遊びの中で身に付ける

昔の遊びは、お金をかけなくても遊べます。

オセロ』や『将棋(まわり将棋)(将棋崩し)(お金将棋)』『あやとり』『積み木』などの遊びで集中力を手に入れることが出来ます。

積み木を使って、町(道路・橋)や家を作って家族であそびましょう。

私の息子は自動車が大好きで、チラシの自動車をハサミで切り取って遊んでいました。20分~30分は続けてチラシを切っていました。

積み木

絵本の読み聞かせ

小さな頃から『読み聞かせ』を楽しむことで、本が好きになったり、ジーとしてお話を聞くことが出来るようになります。

親御さんの両足の間で『読み聞かせ』を受けることで、親御さんのぬくもりを感じながら時間を忘れて話を聞きます

ひとりで図鑑や絵本を見る事も有効です。

『聴く力』が向上すれば、どんないいことがあるの❓️

聴くことは、受け身の行為であるため、じっくり構えて、話に集中して、内容を理解しなければならない。(落ち着いて・集中して・理解する)この3つが鍛えられます。

この3つを鍛えることで、聴く力が身に付きます。

聴くスキルが身に付いたお子さんのメリットはどこにあるのでしょうか探ってみましょう。

コミュニケーション力が上がる語彙力表現力が上がる先生に認められる

コミュニケーション力が上がる

相手の話が理解できれば、疑問点も浮かび上がり、積極的に会話に入ることができます。

会話のキャッチボールが可能となり、誰とでも話せるようになります。

コミュニケーション

語彙力や表現力が上がる。

先生の話が理解できて、積極的にコミュニケーションが取れるようになれば自然に語彙力や表現力は身に付きます

先生や話し手の言葉を聴くことにより、今まで使ったことの無い文言や言い回しを耳にするので、多くの言葉や表現方法を覚えます。

先生に認められる

教室において先生の話をしっかり聴ける生徒は、先生にとっても大切(中心的)な生徒で、先生はその生徒を認めることになります。(評価が上がる

先生が認める

生徒間で認められる

先生の話をしっかり聴いている生徒は、先生の言いたいことを把握しているため、話をしっかり聴けなかった生徒からリーダーとして認められます

それでは、どうすれば、『聴く力』は磨かれるのでしょうか?

『集中力を身に付ける』でも書きましたが、『読み聞かせ』や『言葉遊び』で鍛えることができます。親御さんは毎日の生活の中でお子さんにいっぱい話しかけましょう。

読み聞かせ

本の読み聞かせ

本の読み聞かせは、お子さんの寝かしつけやお子さんとのスキンシップ・読書習慣に重要なメソッドですが、『聴く力』を養うためにも重要です。

ご存じのように、赤ちゃんはお母さんのお腹の中でもお母さんの声は聞こえています。

早い段階で聞く力は発達していますので、読み聞かせも早めに始めましょう。

読み聞かせは、『集中力』にも『聴く力』にも有効なメソッドです。聞き取ることを目的としていますので、聴く力は、読書ではなく、読み聞かせにしましょう。

お子さんに親御さんの背中を見せる

子供さんは親御さんの背中を見ながら学習しています。親御さんが行ってる生活態度が自然にすり込まれていきます。

スマホを片手に会話をしたり、食事したりしていれば、お子さんも同じようにしてしまいます。

親御さんが、子供さんに覚えて欲しいことや習慣にして欲しいことを日常生活で継続して行えば、お子さんには自然に伝わります。

お子さんと目線を合わせて、話を聴く、傾聴(アクティブリスニング)を繰り返せば、お子さんの『聴く力』も習慣になります。

子は親を写す鏡 

子供の話し方や仕草で、『あれ‼️何処かで聞いたことが⁉️』そう思ったことありませんか?私は時々あります。

私の口癖であったり、イントネーションが息子と一緒で、私の生活習慣やくせが息子に……私の悪いところが受け継がれてしまう恐さを感じます。

親御さんがお子さんに自らの背中を見せることで、お子さんに教えられます。

言葉遊び

しりとり』や『連想ゲーム』『伝言ゲーム』は語彙力や聴く力を養ってくれますので、家族で楽しみながら遊んでください。笑顔の親御さんは、自己肯定感も高まります。

伝言

親御さんにお願いすること

傾聴に徹する

傾聴はお子さんに『聴く力』を養ってもらう大切なメソッドです。

お子さんとの会話は、傾聴(アクティブリスニング)に徹してほしい。

傾聴とは、聴くことに徹することです。話を遮らない。共感、受容、肯定を守り、うなずきや相づちを入れて話を聞くことで、お子さんも先生の話に対して傾聴できます。

アクティブリスニング
子育ての対話では、アクティブリスニングを使おう。お子さんの話に対して聞く事に専念しましょう。お子さんとの会話は話を聞くことから始めましょう。先ずはお子さんが安心して話せる環境をつくり、思う存分お子さんに話をしてもらいましょう。相づちやうなずき『へえ~そうなんだ』『なるほど』を入れて話を引き出しましょう。...
傾聴

否定的な言葉は避ける

毎日の生活の中で『怒る・叱る・止める、ダメ』は、聴く力を弱める恐れがあります。

お子さんにとってこれらの言葉は全て否定される言葉であって、聞きたくないものです。

毎日何回も言われると『また、言ってる』と捉え、スルーしてしまいます。

まとめ

お子さんの『聴く力』を伸ばすには、『落ち着き』と『集中力』も身に付ける必要があります。

『落ち着き』と『集中力』は、読み聞かせや遊びで養うことが出来ます。

オセロ、将棋、あや取り、積み木などを利用して家族で遊びましょう。

『聴く力』が付けば、学力、コミュニケーション力が上がります。

また、学校では、先生に認められ、リーダー的存在となれます。

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