『完璧な子育て』なんていらない。八分の力で頑張りましょう。一緒に旦那さんや親御さんと子育てしましょう。
自分が完璧に子育てをしたと思っても、子供のためになったかどうかはわからない。それが『子育て!』です。
- 子育てを頑張ろうと考えてるお母さん
- 子育ての完璧を追い求めるお母さん
- 子育てに迷っているお母さん
- 子供が生まれ、子育てを始めるお母さん
- 息抜きを後ろめたいと考えるお母さん
子育て中のお母さんの現状
お母さんの子育ては24時間ズーと、仕事しているのと同じです。子供が産まれ、ミルクやおっぱいは夜中でも待ってくれません。夜中3時間おきにミルクをあげ、毎日が寝不足状態です。
時にはぐずり一晩中寝れないこともあります。ぐずる原因がわからなくて悩むことばかりです。
過去の日本の子育て
『昔の母親は偉かった』こんな言葉で済まされてしまいます。言い換えれば、今の母親はふがいないと言っているのですが、そんな言葉にだまされてはいけません。
確かに夫である旦那さんが子育てに関わることは全くありませんでした。『子育ては女性の仕事』でした。
明治時代より男性は外で働き、女性は家を守ることから女性は家内です。
男性が外で働くことに対して、奥さんは、専業主婦として家の中(子育てを中心に炊事洗濯)のことを行うことから女性を『家内』と呼ぶようになりました。
しかし実際に母親だけで子育てをしていたわけではありません。昔は、現在のような核家族化ではなく多くの女性が一緒に暮らす大家族での生活でした。
旦那さんのお姉さんや妹さんが子育てを手伝ってくれる実態がありました。
そんな現状でありながら旦那さんが子育てをしていないことから『子育てをお母さん一人で頑張っている』とされ、『昔の母親は偉かった』ということになっています。
子供の可愛さと親になった責任感で頑張り続けていますが、無理を続けると限界が来ます。
お母さん!『息抜き』は悪いことではありませんよ。必要です。
お母さんには、溜まったイライラや、育児で生まれる怒りを抑えることを求められます。
この感情が表に出れば、自らの子育てがうまくいっていないことを、暴露するようなものだからです。
しかし、育児ノイローゼになっては、大変です。限界が近づいてから、『もう無理』なんてことにならないように、最初から『息抜き』を考えておきましょう。
24時間、働きっぱなしのお母さん達は『息抜き』という言葉に『ムッ(-_-#)』とむされると思いますが、気持ちは十分解ります朝・昼・晩・夜中と関係なく毎日、365日育児が続く仕事に『息抜き』という言い方は失礼かもわかりませんが、息抜きは子育ての一部です。
仲良く旦那さんと一緒に子育て
核家族化が進んでいる現在では、お姉さんも妹さんもいませんので一緒に子育てをしてくれるのは旦那さんです。先ず最初に、旦那さんと子育てについて話をすることで、スムーズな育児ができます。
『一緒に子育てお願いね。夜中のミルク時々お願いねなど』二人で合意できていれば、安心です。旦那さんだって子育てに興味がないわけではありません。ましてや自分の大好きでいっしょになった彼女が生んでくれた我が子です。
『よ~し、俺も頑張るぞ』と心に決めることが出来ます。そして、ミルクやおむつ替えを奥さんと一緒に繰り返すことで、練習することが出来ます。その練習が、赤ちゃんの接し方やミルクのあげ方がわからない旦那さんには心強いものです。
従来、男性は、何度(℃)のお湯でミルクを溶かすかも知りません。心配で何も考えられないくらい緊張します。男ってそんなもんです。オムツ替えでは、一度や二度の失敗は大きな問題ではりません。一度や二度では、オムツ被れも大丈夫です。積極的に手伝うことが基本です。
旦那さんに自信がつけば、頼りになります。嫌で子育てをしないのではなく、出来ない⇒、怖い⇒、嫌いになる⇒任せっきりになります。そうならないためにも、二人で話をしましょう。
2022年10月より『産後パパ育休』制度スタート
正しくは、従来の育休に追加される形で『産後パパ育休』がスタートします。従来の育休プラス今回の2回分合わせて4回の育休がとれます。(分割取得が可能に)
以前から要望があった、産前産後と妻の職場復帰のタイミングでとることができます。
妻が専業主婦でも、夫婦同時に取得することもできます。原則お子さんが1歳になるまでですが、保育所に入れなければ、2才まで取得可能です。
また、給与も大きく減額されることなく支給されます。
国が認めてくれた制度です。後ろめたさは要りません。旦那さんと話し合いして活用しましょう。
夫婦での子育てでも、うまくいかないことがある
子育てには、色々なことが起きます。お母さん自身の体調が悪かったり、お子さんの体調やぐずりなどわからないことが出てきます。こんなことが続くとお母さんも不安になります。
『私もう無理』こうなる前に旦那さんに相談しましょう。『私、無理』って言われたら、旦那さんはパニックです。『俺は外で働いて大変なんだ』と売り言葉に買い言葉です。
ヒステリックになった2人には良い解決方法が見つかりません。それでも赤ちゃんは泣き続けます。結局、子育ては奥さんが続けなければなりません。
どんなに正しい子育てを心がけてもすべてうまくいくとは限りません。2人で解決できないことがあれば、まわりに相談しましょう。
ばあちゃん・じいちゃんと一緒に子育て
旦那さんとの子育てが順調でも不調でも、すべて二人で行う必要はありません。ばあちゃんとじいちゃんを巻き込んで『子育て』しましょう。
近くにお二人の両親がお住まいであれば、こちらから出向いて、子育てに参加してもらいましょう。奥さんのプライドも有りますので、孫の『顔見せ』と称して時々出掛けましょう。お子さんに、ばあちゃんとじいちゃんを覚えてもらいましょう。
実家が遠方だったり、新型コロナウイルスが心配であれば、積極的にテレビ電話を活用しましょう。お子さんに認識してもらうのが目的ですので、回数を重ねていきましょう。時には、大きめの写真を使って慣れてもらいましょう。
子育ての息抜きの方法いろいろ
毎日の子育てで溜まったストレスの解消は、お母さんには大切なアイテムの一つです。
NHKスペシャルで放送された『キラーストレス』の中でのストレス対策が紹介されました。紹介されたストレス コーピングは『子育ての時の息抜き』としても大切な取り組みと言えます。
コーピングとは
コーピングは英語で『coping』と書きます。意味は『対処』です。ストレスを感じたときそのストレスを取り除く行為をストレスコーピングと言います。
どんなことでもあなたが感じるストレスを発散させるものがコーピングです。難しく考える必要はありません。
『子育て』で感じたストレスの気晴らしですから、気楽に考え事前に気晴らしできるコーピングリストを作っておきましょう。短時間で出来る些細なことでもリラックスは出来ます。
くらしニスタより
- 猫が好きなら猫の動画を見る。寝不足を感じたら昼寝をする。
- 香りが好きならコーヒーを飲む。
- 体を動かしたいときは、ジョギングや散歩をする。
- 好きな歌手の歌を聴くなど発散できそうなことを数多くリスト化しておきましょう。
まとまった時間を使っての息抜き
まとまった時間が取れそうな時は、事前に旦那さんと話をしておきましょう。リフレッシュはこれからの子育てに欠かせないものです。
ママ友との食事や映画鑑賞も息抜きのひとつです。外出だけがリフレッシュではありませんが、外出することで子育てを一時忘れましょう。
事前に食事の用意を済ませ、子供の食事の段取りや注意事項を紙に書くなど旦那さんに不安が生じないようにしましょう。
お子さんと旦那さんに良い関係が生まれれば継続できます。また、おばあちゃん・おじいちゃんにも同様にお手伝いをお願いしてもよいでしょう。
まとめ
- 子育ては頑張り過ぎてはいけません。
- 子育てはストレスをためないことが重要です。
- 息抜きの時間を設けましょう。
- 旦那さんと一緒に子育てしましょう。
- 2022年10月からの『産後パパ育休』制度を活用しましょう。
- 息抜きは悪いことではありません。
- 息抜きは決して後ろめたいものではありません。
- ばあちゃん、じいちゃんにも参加してもらいましょう。